点鐘 藤井会長
ソング それでこそロータリー
ゲスト 青森市都市整備部交通政策課 課長 八戸認さん
オブザーバー なし
ヴィジター(敬称略) なし
本日の出席率 20名中16名 80%
7月6日分確定出席率 20名中17名 85%
メーキャップ(敬称略) 7月13日 芳賀治右衛門(青森東)
誕生祝 なし
ニコニコBOX 16名 8,000円
<ニコニコのコメント>
・ 八戸さん、早朝卓話ありがとうございます。(全員)
・物事を進めるのにドイツ人は「考えてから走る」、イギリス人は「走った時に考える」、フランス人は「走りながら考える」そうです。最近、物事の進め方について深く考えさせられたのが東奥日報で連載されたハヤブサの開発者・川口淳一郎さんの言葉で「先頭を走れ」です。1番先頭の人は自分しかいないので何の評価もされず、2番目以降の人は格付けされるという見方をされていました。ある大臣の発言で「なぜ1番なんでしょうか。2番じゃダメなんでしょうか。」というのがありましたが、日本は見倣うものがない中で先頭を走るべきなのです。2番目は1番目を見倣って走っていけばいいのに対して、1番目は常に創造、発想を転換して行かなければならないからです。
なし
卓話 「青函ワールドについて」青森市都市整備部交通政策課 課長 八戸認さん |
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・青函ワールドのお話の前に青森港の事をお話したいと思います。このところ青森港には軒並み大型客船が寄港しています。2011年東北の主要港でも外国船の寄港はなく、その中で青森港が2隻の外国船を含め寄港数が突出しています。今年も10月までに12隻が予定されており、中でもダイヤモンド・プリンセス号は116,875トン、全長290m、全幅37.5m、乗客定員2,674名、乗組員数1,238人の超豪華客船です。乗客の4〜5割は弘前、十和田、八甲田、五所川原などのオプショナル・ツアーに出掛けますが、残りの乗客は徒歩圏内や公共交通での観光、クルーは徒歩圏内(中心商店街)で買い物をします。乗客には寄港時の歓迎イベントに始まり、書道・茶道・津軽凧絵などの文化体験や、お土産販売、観光案内、街歩きツアー、アップルパイ作り、神社での舞踏鑑賞
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や拝観などを用意し、最後は出港セレモニーのおもてなしをします。豪華客船の寄港により市内も賑わいます。
・青函ワールドの譲り受けについては4月29日(日)に鹿内市長が愛媛県新居浜市を訪問し、所有者である「一般社団法人 えひめ東予シップリサイクル研究会」の日野代表理事から羊蹄丸に展示していた青函ワールドの展示物を無償で譲渡下さるとのご返事をいただきました。羊蹄丸の一般公開が6月10日で終了することと解体作業が7月から行われるため移設作業のための取り外し運搬作業ををこの間に完了しなければならないことを受けて、6月の市議会で審議いただき、取り外し、運搬、八甲田丸への設置費用と譲渡契約や作業確認のための下見などの旅費等、青函ワールド活用予算案35,280千円が承認されました。早速八甲田丸への移設作業が行われ、青函ワールドが7月31日(火)にオープンする運びとなりました。新居浜市の関係者を招待したオープニングセレモニーや記念イベントの実施、オープン当日は八甲田丸の入場を無料にするなどの取り組みや市内の小・中学生は来年3月31日まで入場無料とすることなどオープンのための関連案が実施されることとなりました。
・青函ワールドの展示物についてですが、大きく3つのゾーンに分けられます。
Aゾーン:青森駅前りんご長屋、市場、朝市など7コーナー(このコーナーは搬出・搬入可能なもの全てを譲り受けます。八甲田丸3F津軽海峡文化コーナーへ展示します。)
Bゾーン:青森駅舎内の風景6コーナー(このコーナーは人形や備品、小物などの部分を譲り受けます。八甲田丸3F青函鉄道記念館などへ展示します。)
Cゾーン:青函連絡船内の様子5コーナー(このコーナーは人形や備品、小物などの一部を譲り受けますが、機関車や客車など既に八甲田丸に備えてあるものや大型映像スクリーン『海峡の詩』は譲り受け対象外となります。)
・青函ワールドは青森市にとって歴史的にも残していかなければならない重要なものです。昭和の連絡船就航当時の青森を再現する貴重な資料として多くの方々に見て懐かしんでいただくと共に連絡船を知らない世代にも青森市の歴史の一部分として当時を知っていただくためにも永く保存に努めて行きたいと思います。
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